2013年8月11日日曜日

いつから捨てたいと思っていたのか




こんばんは


こんな時間に失礼します。




みなさんは楽しいお盆休みをお過ごしでしょうか?


私は楽しくもあり、かつ大変な一日になりました。


その延長で、あれやこれやと考えているうちに、


私の、持たない暮らしへの憧れ


というのは、いつからあったのかが気になって、


考えてしまいまいした。






思い起こせば、私が結婚する時(結構昔の話です)、


母は、私にいろいろしてやりたい、と思ってくれていたようです。


しかし、結婚を契機に物の無い暮らしをしたいと考えていた私は、


母と対立しました。


私も未熟で、母を説得するだけのものもなく、


情報もあまり持っていなかったために、ますます母の意見に飲まれていきました。




しかし、そのせいで母と大喧嘩しました。


大喧嘩までしたのに、結局母の言いなりに道具をそろえました。


しかし、すぐに離婚。



母の気持ち満タンの家具やら電化製品を持って帰ることに・・・・・・


母は、私の離婚には何も言わず同意しましたが、


持ち物に関してはまたまたかなりの思い入れだったために、


親が買ってやったものだから、そのために生きろ。


という意見で、私はしばらくアパートで一人暮らしをしました。



友達からは、離婚に反対されて実家に帰れないのだな、と思われていましたが、


実際には全く違いました。


一人暮らしの理由は、実家に家具家電が置けなかったからです。






結婚の時、いろいろと支度をしてくれた、その気持ちはありがたかったのですが、


どう考えても、母の見栄だったとしか思えない家具家電が、


今でも我が家にはあります。


何のためにいつまでも持っているのか分かりませんが、


家具家電の為に支払ったアパート代金を考えると、かなりもったいないです。


離婚は結果ですから、それと結びつけるのは間違っていると思いますが、


母の思い入れで買ったものだったせいか、


当時から、結婚道具一式に何の愛情も感じられませんでした。


だから、離婚したら、余計に他人の物みたいに思われて、


そんな私の態度を見るとますます怒る母、という対立が、


離婚してからもずっと続いていました。




今から考えると、やはり、私は結婚したぐらいから、


物の無い生活にあこがれていたのです。


ずっと、過去のいらないものは捨てて、すっきりした暮らしがしたかったのです。


しかし、長い間、それをどうしたらいいのか、分からないままでした。


そして、いつも対立する母の様子をうかがいながら、


これ以上、母と喧嘩しない方法を選択してきたのだな、ということが、


今回片づけを始めた今になって、よく分かりました。




あれからかなりの時間が経ち、


片付けだけでなく、私もいろいろと学びました。


今でも母とは対立しますが、


私はもう母には負けません。


自分の物は自分の考えで処分して、


場合によっては母の持ち物にまで意見しています(苦笑)

 


断舎離という言葉を初めて聞いたとき、


片づけが流行してると聞いたとき、


最初は何の事だかよく分かりませんでしたが、


今は、よく流行してくれた、私の思い通りの生活が出来る、


と思うと、とてもうれしいです。







私はもともと捨てられない人で、片付けられない人です。


しかし、今こうして考えなおしてみると、


捨てないというのは、母からの押し付けが大きかったのだと、


改めて実感します。







こんなこと言うと、世間の方から怒られそうですが、


私が一番断舎離したいのは、母なのかも。


母の思いを捨てて、自分の気持ちを大事にしたいのかもしれません。




最近、やっと片付いて来た私の部屋も、母の意見が入るとすぐにおかしくなります。


ですから、母には一切、意見を求めていません。


私の理想とする、私の部屋を完成させなくては、前に進めないのですから。






これは私の考えですが、


物の無い暮らしは、その人のすべてが丸見えになります。


どんなに物のない暮らしをしたいと思っても、


自分に自信が無ければ、ものは減らせません。


見栄があったり、自信が無いと、極限まで物を減らすことは難しいと思います。


私は母の気持ちを背負っていると、物を減らせません。


母の見栄が入ってくるからです。


母の見栄とは母の考えであり、私が自分自身をうまく表現できていない証拠でもあります。


そう考えていくと、片付けは本当に奥が深いですね。


思ったことを思いつくままに書いてしまいました。


なんだかまとまりの無い文章ですが、思いを大事にしたいので、このままアップします。


ご了承ください。




私が理想とする部屋にはまだもう少し時間がかかりそうです。


“持たない暮らし” が世間から評価されつつある今のうちに、


是非理想の部屋を完成させて、


自分の人生を歩みたい、と思っています。






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2 件のコメント:

  1. 断捨離は「関係性」の見直しと言われますが、のんさんはまさにそれをなさったのですね。
    親との関係は血がつながっているだけに難しいものです。
    大変でしょうが、がんばってくださいね。
    のんさんの文章が好きです。
    いつもブログの更新を楽しみにしています。

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    返信
    1. 匿名さま

      はじめまして
      いつも見てくださっているんですか!
      ありがとうございます。
      参考にはならないブログですが、どうぞよろしくお願いします。

      こうして書くと、母とものすごく仲が悪そうに見えますが、仲はそこそこ良いです(笑)
      しかし、どうも母とは合わないところが多く、困り果てることもよくあります。
      きっと、母も同じことを思っているのでしょうが、私から見ると頭を抱えるほどのことも、チラホラあります。
      おっしゃる通り、血のつながりがあると、断つことが難しいのですが、親子関係を維持しつつ、頑張ってみます。
      ありがとうございます。

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