2014年8月21日木曜日

人生の仕分け時




こんにちは


きょうから四日間は自分の時間なのですが、


暫く作業を中断していたせいで、部屋が荒れています。


私はどうしてこんなに雑な人間なのか、悲しくなります。






悲しくなるのには別にも理由があるように思います。


お片付けのことではないのですが、少し書かせてください。


私は今、卒業論文を書いています。


卒業論文の審査は、韓国で行われるため、韓国に行く必要があります。


今年は絶対に卒業したいと言う意思があり、


今年の秋には韓国に行かなければならないのですが、


その旅費に関して少し不安がありました。


ですから、春の間にある程度論文を仕上げて、夏休みは働きたい、と思っていました。


しかし、母の入院ですべてがくるってしまい、二か月間何もできない日々が続きました。


その二か月の分、私は夏休みに論文を書くことになりました。


これは、仕方のない事だ、そう思っても、論文を書くことが出来たとしても、


審査のために韓国に行かなければ、卒業は出来ませんし、論文の審査も受けられません。


ですから、今ある貯金を使うしかないか、と思い、何となくそんな話を母にしてしまったのです。


私も馬鹿でした。


母に言わなくてもよかったと思います。


もう大人なんですから、自分で判断すればよいのですから。


しかし、母は貯金を使うことを反対し(利率の良い定期なのです)、


何とか働きなさい、と言い出しました。


働くのが嫌なのではなく、卒論と9月からまた始まる授業などを考えると、時間がやりくりできない、


私はそう答えました。


もちろん、頑張っている方はたくさんいらっしゃって、仕事をしながら卒業される方もいます。


しかし、私は仕事だけでなく、家事が入ってきたことがとても大きく響いていて、


月曜から水曜までは家事、木曜から日曜までは自分の時間としてもらっていますが、


月曜日の切り替えと、木曜日の午前の切り替えにとても苦労しています。


あまり器用な人間ではないようです。


その上、働きだしたら、論文はどうなるのか。


私も若くないので、自分の事を知っています。


働きだしたら、論文を書かなくなります、きっと。


書けなくなる、になるかもしれません。


それが怖いので、この夏ずっと自宅にいたのですが、


今日定期解約の話から、母と意見がわかれました。


もちろん、私にも夏休みには働く、という予定があったわけですし、


ずっと遊んでいようと思っていた訳ではありません。


その話をすると、


予定はうまくいかないものよ。


と言われました。


我儘かもしれませんが、この一言は母に言われたくない一言でした。






母はもう元気です。


何でもできます。


食事さえ気をつければ、何でも出来るのです。


私が最初に母にかまい過ぎたのだ、と今更後悔しても、後の祭りです。


以前、過ぎたるは猶及ばざるが如し と書きましたが、今まさにその状態になっています。


そして、日々が経つにつれて、どんどんと私自身にしわ寄せが来ています。


家事を負担しているのを知っていて、働きなさいよと言われるのはちょっと辛い。


しかも、私は持病があり、あまり無理が出来ないのです。


もちろん、今の状態でも一日二、三時間なら働けると思います。


しかし、私のような制約の多い人間はなかなか条件が合う仕事を探すのも難しいのが現状です。




両親に甘えている、と自身でも感じる反面、


両親にあてにされている、と思うことも増えてきました。


親子ですから、私が両親を大事にしたり、両親の事を気に掛けるのは当然でしょう。


しかし、このまま時が過ぎてしまったら、私の残りの人生はどうなるのか、


何のためにこんな年齢になってまで学生をしているのか、


分からなくなってきてしまうことが恐ろしくなります。




最近、部屋が散らかっているせいか、考え出すと頭の中もぐちゃぐちゃになります。


もう、ストイックに、自分の事を前に進めるために努力する方向で考えた方が良いのか、


親の意向を聞いた方がいいのか、ずっと迷っています。


通っている病院の先生と少し話をするのですが、先生は、


親の人生よりも子供の人生よ。


とよくおっしゃいます。


親の面倒みて、親が先だって、その後、何も残らない、どうしたらいいか分からない、

そうおっしゃる方が多いんですよ、そうならないためにも、子供の人生を優先すべきですよ。

だからって、親を見捨てるってわけじゃないんだから、思いつめるとストレスになって、体に良くないからね、やめてください。


と言われています。





お片付けの話でなくて、申し訳ありません。


私の中ではお片付け以上に深刻な人生の仕分け、そんな気がしています。





 のん

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