2014年8月23日土曜日

持ち物を3分の1に減らす




こんにちは


今、こちらでは雷が鳴っています。


全国的に天気が悪いようですが、こちらの地方では雨もかなり降っているので、


今朝干した箪笥も慌ててしまいました。


黴臭さが大分抜けているようなので、これなら使えそうです。


あと一回、エタノールで拭くか、ちょっと迷っています。






昨晩、寝る前に少し本を読んでいました。


最近気になっている阿部絢子さんの本です。













商品の詳細





 この本の最終章に、人生の最終章に向けて始末を考える という部分があります。


そこから読み進めていくと、人生の最後にどう過ごすか、


今まで一緒に生きてきた物たちをどう始末するか、という話が書かれています。


そして、その具体的な部分として、


吟味を重ねて、持ち物を3分の1に減らす


という見出しがあり、驚きました。


なぜ驚いたかと言いますと、私は昨年、今まで持っていた持ち物の3分の2を処分したからです。


そうです、持ち物を3分の1に減らしたのです。


何となく、いえ、きれいにしたいという気持ちがあったのは確かですが、


何かを見たり本を参考にしたことはなく、


すべて我流、そしてネットで他の方のお掃除や片づけ、捨て作業を見てきた、


そんな私のやり方での片づけでしたが、内容はともあれ、数字が合っていることに驚きました。





今から考えても、3分の1まで減らすというのは、そう簡単ではありませんでした。


私は何でも取っておく方だったので、きっと誰よりも処分と言うことに関しては経験もなく、


とっても辛く、苦しく、分からないことがたくさんありました。


しかし、処分の練習、見切り方を経験を練習し繰り返していくうちに、


見切り方、見切るポイントを見極めるのがだんだんと早くなって行き、


今は、昔とは比べ物にならないぐらい早くなってきた、と思います。


そして、苦労して処分した分、新しく物を持つときによく考えるようになりました。


これは、片づけをして一番良かった点でもあります。


私は今41歳で、まだもう少し健康で自分の事もどんどん出来る、


家事もまだ元気にこなせる年代です。


しかし、これがいつまで続くか、分かりません。


私は50代を経験していませんし、60代もどうなるのか、予想がつきません。


結婚もしていないので、年を取ればとるほど、


一人でいることの大変さを実感するかもしれません。


この本では、65歳までに片づけること、とあります。


65歳を過ぎてからだと、体力的に辛くなり、おっくうになるのだそうです。


それに、最近ではゴミ処分にもお金がかかる時代だという点にも言及し、


自分の事は自分で始末しておきましょう、後の人に面倒を残さないでおきましょう。


とも書いてありました。


これも、私と同じ考え方でした。


私には子供がいません。


我が家の子供と言えば、妹に1人子供がいるだけです。


とってもかわいい甥っ子です。


そんな可愛い甥っ子に私の後始末をさせたくない、


そんな気持ちもあり、昨年の大処分に至りました。


これからもまた、何が起こるか分かりません。


物は増えたり減ったりするかもしれません。


生活を最低限にして、最小限の生活の中で幸せを見つけ、最後はスッキリとした状態で、


旅立つ・・・・・・正直に申しますと、まだ旅立つ感じは実感できないのですが、


これからも最低限、最小限の生活の中での幸せを追求 していきたいと思います。










のん
 

0 件のコメント:

コメントを投稿