突然ですが、かもめ食堂という映画をご存知でしょうか。
かもめ食堂は2006年公開の日本映画ですが、
ロケ地は全てフィンランドで行われました。
つい最近、フィンランドに興味を持った私は、
最近になって、かもめ食堂という映画を知りました。
フィンランドといえば、ムーミンしか知らなかった私にとって、
このかもめ食堂は衝撃でした。
といっても激しいものではなく、ゆったりとした穏やかな、
温かいものでした。
そして、映画に登場する食器に、感激しました。
それまでにも、イッタラ、アラビア、等は知っていましたが、
実際に使われている様子を見て、ますます好きになりました。
シンプルで、でもとっても存在感があって、
だからといって料理の盛り付けを邪魔することはありません。
私のような料理下手でも、この食器なら料理上手に見えるのでは?
そう思えるほどです。
映画の中では主人公が料理上手なので、ますます美味しそうです。

そして、料理道具も一点一点とても素敵です。
やかん、おなべ、等等・・・・・・どれも欲しくなってしまいます。
テーブルなどの家具も、白木がとても美しく、シンプルです。
映画の中では食堂が中心ですから、
出て来るのはほとんど食堂での小物たち。
しかし、こういう家具を家に配置したら、どうなるだろうか。
ついつい毎日考えて過ごしています。

私が一番気に入っているシーンは、
主人公が料理をしているシーン、シナモンロールを作るシーン、
そして、主人公の周辺に集まる日本人が、おにぎりを食べる様子を見る、フィンランド人の様子。
映画の中のフィンランド人はおにぎりも、
おにぎりを食べる人も初めて見るのです。
その様子を、見すぎでしょう?食べにくいでしょう?と言いたくなるぐらい、
じっと、じーっと見つめるシーンがあります。
私の研究は異文化もテーマに取り入れているので、
こういうシーンを見ると、楽しくなります。
フィンランド人が、初めて日本の異文化である‘おにぎり’に触れた瞬間、
まさにそう思います。
私もこれから、どんどん異文化に触れて行きたい。
そのためにも、自分自身をシンプルに、生きていきたいです。
のん
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